HOME » blog Top » IT
「IT」のアーカイブ

2005年04月06日

CM入りブロードバンド放送「GyaO」試験放送開始

 『完全無料ブロードバンド放送「GyaO」』だそーです。母体はUSEN。
 CM入れて民放スタイルにすることで完全無料というビジネスモデルで、映画とかもフルに観れちゃうようです。アニメ枠にはあしたのジョーとかクリィミーマミとか。

 既にサイトは立ち上がってて登録も出来るようですが、ニュース以外はまだダミーストリーム(クリィミーマミの静止画w)しか流れてきません。今後に期待。 MSIEでないと正常に見られないようです。とほほ。

12:01 | Trackbacks (1)

2004年11月15日

Felica台頭で位置情報マーケティングの波はやっぱり来ちゃうのか

 SuicaやEdyでおなじみになりつつある非接触ICカード式電子プリカの機能がケータイに組み込まれ始めています。そこの社長がこんな話を。

「FeliCaケータイで個人情報の必要性は薄れる」フェリカネットワークス社長(日経bp) (前段略)重要なのは個人情報ではなく「時と場所」です。マーケティングの観点では、特定の場所に今いる人に情報を送れるなら、会員制度を作って氏名や住所、メール・アドレスといった個人情報を収集する必要性が薄れることになるかもしれません。

 例えば今Edyを導入しているGEOであれば、店に入った時点で(もしくは近づいただけで)現在のその店のレンタルランキングや在庫状況が自動的に送られてきたりすると。JRの改札を通れば(もしくは近づくだけで)いつも乗る路線の運行状況がすぐに見られる状況になっていたりすると。こういう情報が、わざわざ事前に配信登録しなくてもその機能を持つデバイスを持ち歩き利用するだけで得られるようになるかもしれないという話ですね。

 ここでは「特定の場所に今いる人」と語られていますが、これはもちろんその情報を蓄積する事で「~にいた人」「~から~へ移動した人」というデータが取れることも意味するでしょう。さらに「~で~を買った人」というデータも。あくまでも主眼は「情報を送る」ということであって収集することではないと言いたいようですが。

 少し前にICタグ関連で問題になったように「位置情報履歴はもはや個人情報であり、安易に顧客情報として活用されるべきではない」という考え方があるのも事実ですが、ICタグ問題と大きく違うのは「利用者自身がその機能を持ったデバイスを自ら選択する」という点でしょう。これらの情報を残したくないのであればこの機能のない機種を選択すると言う事が可能なわけで。まあ将来的にはほぼ全機種がこういった機能を搭載するとは思いますが、全く選択肢がないという事態には恐らくならない(というか、できない)でしょう。


 実は昔の仕事でこれに似たことを企んだことがあるんですが(やっとiModeが出たばかりというぐらいの頃で情報配信はまだまだ有線ネットの時代でもあり、複数の小電力局+専用受信機によるエリア情報の「放送」というアナログな手法でのアプローチだったため最終的に結果は残せませんでした)、これは位置情報マーケと購入履歴マーケを現実的な形で連動できる初めてのケースになると思われることもあり、もしかしたら面白いことになるんじゃないかと、他人事ながらかなり期待しています。

 …って、自分自身は当分機種変の予定は無いんですけどね。P504iで充分。写真は単体デジカメのほうが綺麗だし。そもそもあんな小さな光学系じゃどうやったってフォーカスが甘くて使い物になるわけが(以下略

12:01 | Comments (3)